国が目指す医療の全体最適については、その一部ではありますが、「医療DX令和ビジョン2030」に
進むべき方向が示されています。
地域医療の担い手である医療機関としては、それに準拠して進めていく事で大枠の方向性は
見えてきます。
そのうえで、患者さんに高いQOLを提供できる病院としてどう進めていくのかを決めて、スタッフ全員で
目指す方向を共有することが必要です。
そして各部門は、目指す方向に向けてそれぞれの部門の部門最適を実現させていければ、医療機関としての全体最適が実現できるのではないでしょうか。
それぞれの部門が本来業務に専念して、部門としての快適で最適な業務を進めるための
手助けをしてくれるのが、ICTだと考えます。
患者さんのQOLを高め、同時にスタッフのQOLを高く保っていくためには、ICTの手助けが必要です。
医療機関それぞれで、必要となるシステムやサービスは異なりますが、自身の所属する医療機関が
目指すべき全体最適は何であるかを、共有するところから始まると思います。
全体最適を実現するためには、部門の業務の負担が増えたり、運用が複雑になることはありません。
これからも、快適な部門最適の集合体としての全体最適の実現にむけて、医療機関の
お手伝いを続けていこうと思います。
ご意見がある方は、問い合わせフォーム(お問い合わせ | EXSEEDS)や メール(naka.air@exseeds.net)でご連絡戴けると嬉しいです。